チェルシーとの欧州チャンピオンズリーグ2007-08・決勝トーナメント準決勝の第1戦を控え練習を見守るリバプールのラファエル・ベニテス監督(2008年4月21日撮影)。(c)AFP/PAUL ELLIS
【4月21日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2007-08(UEFA Champions League 2007-08)・決勝トーナメント準決勝。チェルシー(Chelsea)とのホームでの第1戦を翌22日に控えたリバプール(Liverpool FC)のラファエル・ベニテス(Rafael Benitez)監督は21日、第1戦にスティーブン・ジェラード(Steven Gerrard)が出場できることを認め、また2007-08シーズン終了後にジェラードがチェルシーに移籍するとされている噂を一蹴した。
首の負傷のため19日に行われたイングランド・プレミアリーグのフラム(Fulham)戦を欠場したジェラードだが、21日の練習に参加し本拠地アンフィールド(Anfield)での第1戦に出場できる見通しが立った。
また、チェルシーのアブラハム・グラント(Avram Grant)監督の発言を受け、シーズン終了後にジェラードがチェルシーへ移籍する話題が広まったことに関しベニテス監督は、グラント監督の発言が歪曲されただけで、まじめに受け止めなかった。
ベニテス監督はジェラードに関して「1回戦でインテル(Inter Milan)と対戦したときには、周囲はインテルがジェラードを欲しがっていると騒ぎ立てた。決勝でFCバルセロナ(FC Barcelona)かマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)と対戦するときにも、同じ噂が立つことを期待している。ジェラードは素晴らしい選手であり、これまでのキャリアを全てリバプールに捧げてきた。ジェラードは準決勝には出場できるが、決勝点を挙げることになれば、彼の価値はさらに上がるだろう。フットボールに携わっている人間ならば、それが起こるかもしれないということは分かるはずだ」と語っている。
チェルシーについてベニテス監督は、チャンピオンズリーグ準決勝で過去3シーズンで2度対戦している経験から、グラント監督が率いる現在のチームも、ジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)前監督時代と同様に脅威となる存在だとの見解を示した。
ベニテス監督は「チェルシーはとてもいいチームだ。戦術的にしっかりと組織され、バランスもとれ、攻守に長けている。おおよそは以前と同じ感じがするが、より積極的になったと思う。それでも以前とほぼ同じなので、時間を掛けて分析するつもりはない。チェルシーはリーグ戦では優勝争いに加わり、イングランド・カーリング杯2007-08(Carling Cup 2007-08)では決勝まで進み、チャンピオンズリーグでも準決勝まで進んでいる。チームは以前のような素晴らしい状態にあると思っている」と語っている。
ベニテス監督は、これまでのユベントス(Juventus)をはじめインテルやオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)などとの厳しいアウェーでの対戦経験を通し、チェルシーの本拠地スタンフォード・ブリッジ(Stamford Bridge)での第2戦について、何の恐れもないと強く主張した。
ベニテス監督は「本当は第2戦をアンフィールドで戦いたかったが、それはどうすることもできない。ホームでいい結果を収め、アウェーに臨みたい。ホームで3点を奪えるならアウェーで無理に点を奪いに行く必要はないが、必要な分だけ得点を奪う。我々はアウェーでの難しい状況を何度か経験している。勝たなければならなかったマルセイユの試合では4点を奪っているので、点を挙げるための自信と能力がチームには十分にあると確信している」と語っている。(c)AFP/Graham Chase
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