【11月15日 AFP】(記事更新)11NFLは14日、第10週の1試合が行われ、グリーンベイ・パッカーズ(Green Bay Packers)は45-7でミネソタ・バイキングス(Minnesota Vikings)を退け、開幕9連勝を飾った。

 パッカーズはクォーターバック(QB)のアーロン・ロジャース(Aaron Rodgers)が4本のタッチダウンパスを含む23本のパスを成功させ、250ヤードを獲得する活躍を見せた。ロジャースはジョーディ・ネルソン(Jordy Nelson)に2本、グレッグ・ジェニングス(Greg Jennings)とジョン・クーン(John Kuhn)にそれぞれ1本ずつタッチダウンパスを通した。

 また、ランドール・コッブ(Randall Cobb)は80ヤードのパントリターンタッチダウンを決めてチームの勝利に貢献し、守備陣もバイキングスのエイドリアン・ピーターソン(Adrian Peterson)を51ヤード獲得、1タッチダウンに抑えた。

 13日に行われた試合では、サンフランシスコ・フォーティナイナーズ(San Francisco 49ers)が27-20でニューヨーク・ジャイアンツ(New York Giants)を下し、連勝を7に伸ばした。

 フランチャイズ記録となる5試合連続100ヤード以上のランを稼いでいたフランク・ゴア(Frank Gore)がひざを痛めて負傷退場したフォーティナイナーズは、第4クォーター終盤にジャイアンツのQBイーライ・マニング(Eli Manning)が第4ダウンで投じたパスをディフェンシブエンド(DE)のジャスティン・スミス(Justin Smith)が叩き落し、リードを守りきった。

 1997年以来の開幕好発進を果たしたフォーティナイナーズは、第45回スーパーボウル(Super Bowl XLV)覇者のパッカーズに次ぐ好成績を収めている。

 ジャイアンツのQBマニングは、パスを40回中26回成功させて311ヤードを獲得したものの、2インターセプトを喫した。

 ニューイングランド・ペイトリオッツ(New England Patriots)は、QBトム・ブレイディ(Tom Brady)が3本のタッチダウンパスを決める活躍を見せ、ニューヨーク・ジェッツ(New York Jets)を37-16で破り、AFC東地区の単独首位に立った。

 ピッツバーグ・スティーラーズ(Pittsburgh Steelers)は、タッチダウンランを2回決めたラシャード・メンデンホール(Rashard Mendenhall)の活躍でシンシナティ・ベンガルズ(Cincinnati Bengals)に24-17で勝利した。スティーラーズは、ベンガルズのQBアンディ・ダルトン(Andy Dalton)から後半だけでインターセプトを2回記録し、ベンガルズの連勝を5で止めた。

 オーバータイムまでもつれたアトランタ・ファルコンズ(Atlanta Falcons)とニューオーリンズ・セインツ(New Orleans Saints)の試合は、ジョン・ケイシー(John Kasay)がフィールドゴールで挙げた決勝点でセインツが26-23で勝利した。(c)AFP