ピッツバーグ・スティーラーズ(Pittsburgh Steelers)で、NFL唯一の女性トレーナーとして働く磯有理子さん。(撮影日不明、2009年1月30日提供)(c)AFP/NFL
【1月30日AFP】08NFL、第43回スーパーボウル(Super Bowl XLIII)に出場するピッツバーグ・スティーラーズ(Pittsburgh Steelers)に、NFLで唯一の女性常勤アスレチック・トレーナーとして働く磯有理子(Ariko Iso)さんがいる。
スティーラーズのアシスタント・トレーナーを務めて7年目を迎える磯さんは、05年シーズンにスーパーボウルをすでに経験しており、アジアの報道陣から多くの注目を集めている。
磯さんは「こんなに注目されて驚いています。世界中が注目しているのは知っていますし、このイベントに参加できるのは光栄です。自分のことをパイオニアだとは思っていません。しっかり自分の仕事がしたいです。この職業に就きたいと思っているほかの女性の門を私のせいで狭めたくないので、失敗はしたくありません。何を学びたかったのかは、はっきりしていませんでしたが、スポーツを通じてスポーツ・トレーニングというものに注目するようになりました」と話している。
太平洋を渡り、オレゴン州立大学(Oregon State University)で理学士号、サンノゼ州立大学(San Jose State University)で修士号を取得した磯さんは、その後ポートランド州立大学(Portland State University)で6年間を過ごし、その内5年間は学内のアメリカンフットボールチームのチーフ・トレーナーとして活躍した。
2000年から2年間、スティーラーズで実務研修を経験した磯さんは、チームからその仕事ぶりを高く評価され、契約を申し込まれた。磯さんは「プロチームで働けるとは思ってもいませんでした。今日、何人かの学生と会ったのですが、彼らは『あなたは私のやりたい仕事をしています。どのようにしたら働けますか?』と言ったんです。私と(仕事を)代わって欲しいと思ったのでしょう」と語す。
多くのNFL選手が大学のチームで女性トレーナーと共に活動していたため、磯さんは男社会の中で唯一の女性でありながらも、チームに溶け込んでいる。それについて磯さんは「選手は大学で女性トレーナーと活動していました。プロとなればそれは重大なことではありません。彼らは私をチームの一部として見てくれているのです」と語っている。(c)AFP/Jim Slater



