【12月2日 AFP】(3日一部訂正)NFL、ニューヨーク・ジャイアンツ(New York Giants)のワイドレシーバー、プラクシコ・バレス(Plaxico Burress)が1日、銃器不法所持などの容疑で逮捕された。バレスは11月28日にナイトクラブで、誤って自身を撃ってしまっていた。

 ニューヨーク市警(New York City Police DepartmentNYPD)の広報担当者はAFP通信(Agence France-Presse)に対し「プラクシコ・バレスは、凶器の所持により逮捕された」と語っている。

 2月に開催された第42回スーパーボウル(Super Bowl XLII)で活躍したバレスは、弁護士とともにマンハッタン(Manhattan)の警察署に出頭した。

 検察当局は、マンハッタンの刑事裁判所が保釈金10万ドル(約940万円)でバレスを釈放することを決め、3月31日の審理に出廷するよう命令したことを明かしている。

 テレビには手錠をかけられたバレスが、警察署から裁判所へと連行される様子が映し出された。

 バレスの弁護士、ベンジャミン・ブラフマン(Benjamin Brafman)氏は、無罪を主張するとの見解を示している。

 バレスは11月28日にニューヨークのナイトクラブ、ラテン・クォーター(Latin Quarter)で、誤って自身の右太ももを撃ってしまったとされている。弾丸は骨や動脈を傷つけることはなかった。

 警察によると、バレスが飲み物を手にVIPルームへと向かう途中で、所持していた銃が暴発したとのことである。(c)AFP