【2月11日 AFP】世界ラリー選手権(WRC 2008)・第2戦、スウェディッシュ・ラリー(Swedish Rally 2008)、第3レグ。総合首位からスタートしたフォード・フォーカス(Ford Focus)のヤリマティ・ラトバラ(Jari-Matti Latvala、フィンランド)は、合計タイム2時間46分41秒29で史上最年少優勝を果たした。

 1986年に亡くなったフィンランドのヘンリ・トイヴォネン(Henri Toivonen)氏が保持していた最年少優勝の記録を更新したラトバラは、「素晴らしい。信じられない。トイヴォネン氏は憧れている人の一人でしたし、密かに彼の持つ(最年少優勝の)記録を破りたいと思っていました」と喜びを語った。

 また、ラトバラは「スウェディッシュ・ラリーは第1レグからいいスタートが切れた。我々はミスを犯すことも無く、マシンも完璧でしたし、スピードをコントロールすることができたのでとても満足しています。この結果は多くの自信を与えてくれました。コロナ・ラリー・メキシコ(Corona Rally Mexico)が楽しみです」と大会を振り返ると共に次戦への抱負も語った。

■第3レグ結果

1位:ヤリマティ・ラトバラ(フィンランド)/フォード・フォーカス - 2時間46分41秒2
2位:ミッコ・ヒルボネン(Mikko Hirvonen、フィンランド)/フォード・フォーカス - 2時間47分39秒5
3位:ジジ・ガリ(Gigi Galli)/フォード・フォーカス - 2時間49分04秒4
4位:ペター・ソルベルグ(Petter Solberg、ノルウェー)/スバル・インプレッサ(Subaru Impreza) - 2時間49分40秒6
5位:アンドレアス ミケルセン(Andreas Mikkelsen、ノルウェー)/フォード・フォーカス - 2時間52分27秒2

(c)AFP