【2月4日 AFP】(記事更新)ダカールラリー(Dakar Rally)に参戦している三菱自動車(Mitsubishi Motors)が4日、世界的な経済情勢の悪化を理由に、2009年の同ラリーをもって撤退することを発表した。

 三菱自動車は「このたびの世界的な経済情勢の急激な悪化に伴い、経営資源の選択と集中を一層推進する必要があると判断し、ダカールラリーのワークス活動を終了することを決定した」と声明を発表した。

 ダカールラリーで7連覇を含む通算12回の優勝を飾っている三菱は、ディーゼルエンジン搭載の新型レーシングランサーで2009年大会に臨んだが、2007年王者のステファン・ペテランセル(Stephane Peterhansel、フランス)らが大会1週目に姿を消すなど、完走できたのは1台だった。(c)AFP