【9月25日 AFP】モーターレースの国別対抗戦・A1グランプリ2007-08(A1 Grand Prix 2007-08)にインド代表ドライバーとして参戦するナレイン・カーティケヤン(Narain Karthikeyan)が25日、ニューデリーで会見を行なった。

 2005年にジョーダン(Jordan)でF1デビューを飾ったインド人初のF1ドライバーであるカーティケヤンは会見で、「私はスパイカー(Spyker)を含めたチームと話し合いを続けてきた。現時点で具体的な話はないが、これからも自分をアピールし、どのように話が発展していくかをしっかりと見つめていく」と報道陣に語った。

 2007年9月上旬にユナイテッド醸造グループ(United Breweries Group)やインド航空会社キングフィッシャー・エアラインズ(Kingfisher Airlines)で会長を務めるビジェイ・マリヤ(Vijay Mallya)氏がスパイカーを買収したとの発表を受けて、カーティケヤンはスパイカーのドライバーというポストを熱望し、アピールを続けている。

 現在F1、2007年シーズンではウィリアムズ(Williams)のテストドライバーを務めるカーティケヤンは「私は来季の自身の仕事の性質を見いだすために、ウィリアムズと交渉中です。しかし私は自分自身の選択肢を残しておきつつ、新しいも機会探してきていました」と語った。(c)AFP