【9月23日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するロータス(Lotus F1 Team)のキミ・ライコネン(Kimi Raikkonen)が22日、第13戦シンガポールGP(Singapore Grand Prix 2013)で悩まされた背中の痛みについて、出場はぎりぎりの状態だったことを明かした。

 そのため、同GPでは3位入賞と健闘したライコネンだが、次戦の韓国GP(Korean Grand Prix 2013)については出場が微妙な状況となっている。

 シンガポールGPのライコネンは強度の高い理学療法を施してレースに臨むと、それが功を奏し、レッドブル(Red Bull)のセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)、フェラーリ(Ferrari)のフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)に続いて表彰台に上った。

 しかし、来季からフェラーリに復帰することが決まっている33歳のライコネンはレース後、2週間後に行われる韓国GPの出場については「わからない」とコメントした。

「ものすごくひどいとは感じないが、もちろん理想的な状態ではない。昨日はとてもひどく、ほとんど運転できないほどだった。だから結果には満足すべきだと思うし、次のレースでは問題が解決していることを願う」

「しかし痛みはこれが初めてではないし、年末までにはまだいくつか仕事が残っているので、何ができるかを今後見極めていかなければならない」

 韓国GPまでに状態は戻るのかと問われたライコネンは「わからない。経過を見る必要がある」とコメントした。(c)AFP