【7月11日 AFP】11F1第9戦英国GP(British Grand Prix 2011)は10日、決勝が行われ、フェラーリ(Ferrari)のフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso、スペイン)が1時間28分41秒196で今季初優勝を飾った。

 予測不能のコンディションとライバルたちの失策によりアロンソは、2010年の韓国GP(Korean Grand Prix 2010)以来となる優勝をフェラーリにもたらした。アロンソは、自身通算27度目の優勝を飾り、ジャッキー・スチュワート(Jackie Stewart、英国)氏の優勝回数に並んでいる。

 2位には1時間28分57秒707でレッドブル(Red Bull)のセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel、ドイツ)、3位には1時間28分58秒143でレッドブルのマーク・ウェーバー(Mark Webber、オーストラリア)、4位には1時間29分10秒182でマクラーレン・メルセデス(McLaren-Mercedes)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton、英国)、5位には1時間29分10秒206でフェラーリのフェリペ・マッサ(Felipe Massa、ブラジル)が続いた。

 8番手からスタートしたザウバー(Sauber)の小林可夢偉(Kamui Kobayashi)は、9周目にメルセデスGP(Mercedes GP)のミハエル・シューマッハ(Michael Schumacher)に追突され、その後オイル漏れによりリタイアに終わった。小林は「今週のパフォーマンスは全体的に良かったので本当に残念」と語っている。(c)AFP/Tim Collings