【6月12日 AFP】11F1第7戦カナダGP(Canadian Grand Prix 2011)は11日、予選が行われ、レッドブル(Red Bull)のセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel、ドイツ)がトップタイムとなるベストラップ1分13秒014を記録し、今季6度目となるポールポジションを獲得した。

 2位には1分13秒199を記録したフェラーリ(Ferrari)のフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso、スペイン)、3位には1分13秒217で同じくフェラーリのフェリペ・マッサ(Felipe Massa、ブラジル)が続いた。

 ベッテルのチームメイトのレッドブルのマーク・ウェーバー(Mark Webber、オーストラリア)が1分13秒429で4位、5位には1分13秒565でマクラーレン・メルセデス(McLaren-Mercedes)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton、英国)がつけている。

 ベッテルは、レッドブルがこれまで勝利を挙げたことのないサーキット・ジル・ビルヌーブ(Circuit Gilles Villeneuve)で自身通算21度目のポールポジションを獲得したが、5位につけたハミルトンは自身初のグランプリ優勝を同サーキットで飾っており、10年シーズンも勝利を挙げている。

 ザウバー(Sauber)の小林可夢偉(Kamui Kobayashi)は、1分15秒285で13位だった。(c)AFP