【5月23日 AFP】フォーミュラワン(F1)参戦チームによる団体フォーミュラワン・チームズ・アソシエーション(Formula One Teams' AssociationFOTA)と、F1統括団体の国際自動車連盟(Federation Internationale de l'AutomobileFIA)が22日に会議を行ったが、2010年からの経費削減と予算制限の計画について合意には至らなかった。

 ルノー(Renault)のフラビオ・ブリアトーレ(Flavio Briatore)代表が所有するスーパーヨット、フォース・ブルー(Force Blue)に集まった各チームは同日午後、2時間以上にわたって話し合い、FOTAが結束を続けることに合意し、その後FIAのマックス・モズレー(Max Mosley)会長との会議を迎えた。

 しかし、約3時間に及ぶ会議を終えたFOTAの会長を務めるフェラーリ(Ferrari)のルカ・ディ・モンテゼーモロ(Luca di Montezemolo)氏は、モズレー会長と合意に達しなかったことを明らかにした。

 モズレー会長は、F1が戦略的なコスト削減計画を採用し、年間予算を4000万ポンド(約59億円)に制限する自身の提案が唯一の賢明なアプローチだと固執しているが、対するFOTAはこの提案を拒絶し、モズレー会長の計画は却下され、再考して全員が導入に合意するより優れた提案が採用されるべきだとしている。

 ディ・モンテゼーモロ氏は「長時間に及ぶ建設的な会議だった。FOTAは明日(23日)また会議を行い、その後で再びモズレー会長と話し合う。我々が求めているのは、F1がF1のままでいることであり、人々を混乱させないような絶え間ない変化を施すことだ。我々には持続性が必要であり、さらなるコスト削減を果たすため今後2年をかけて努力すべきだ」と語っている。
 
 また、モズレー会長は「建設的で素晴らしい会議だった。議論は継続中だ。これまでと同じ議案だが、合意されることを期待している」と語っている。(c)AFP/Tim Collings