フェラーリ 予算制限の撤回がなければ撤退へ
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【5月13日 AFP】フォーミュラワン(F1)に参戦するフェラーリ(Ferrari)が12日、国際自動車連盟(Federation Internationale de l'Automobile、FIA)が提案しているルール変更を撤回しなければ、2010年シーズンの選手権から撤退するとの声明を発表した。
ルカ・ディ・モンテゼーモロ(Luca di Montezemolo)会長の下、フェラーリはチーム拠点のマラネロ(Maranello)で取締役会を開き、FIAが10年シーズン以降の各チーム年間予算を4000万ポンド(約59億円)に制限するという決定を撤回しなければ、同シーズンから参戦を継続しない意向を明らかにした。
フェラーリは「取締役会は、2009年4月29日に世界モータースポーツ評議会(World Motor Sport Council、WMSC)の臨時会議におけるFIAの決定に関し、今後の展開を検討した。FIAの決定は2010シーズンにF1で初めて任意の技術規約と経済パラメーターに基づいた2つの異なるレギュレーションが導入されることを意味する。取締役会は、将来的に今回の規定がF1の枠組みになれば、1950年の開始以来、60年にわたって選手権に参戦している唯一のコンストラクターであるフェラーリの参戦し続ける根本的な理由がなくなると考えている」と声明を発表した。(c)AFP
ルカ・ディ・モンテゼーモロ(Luca di Montezemolo)会長の下、フェラーリはチーム拠点のマラネロ(Maranello)で取締役会を開き、FIAが10年シーズン以降の各チーム年間予算を4000万ポンド(約59億円)に制限するという決定を撤回しなければ、同シーズンから参戦を継続しない意向を明らかにした。
フェラーリは「取締役会は、2009年4月29日に世界モータースポーツ評議会(World Motor Sport Council、WMSC)の臨時会議におけるFIAの決定に関し、今後の展開を検討した。FIAの決定は2010シーズンにF1で初めて任意の技術規約と経済パラメーターに基づいた2つの異なるレギュレーションが導入されることを意味する。取締役会は、将来的に今回の規定がF1の枠組みになれば、1950年の開始以来、60年にわたって選手権に参戦している唯一のコンストラクターであるフェラーリの参戦し続ける根本的な理由がなくなると考えている」と声明を発表した。(c)AFP