【3月18日 AFP】国際自動車連盟(Federation Internationale de l’AutomobileFIA)が17日、2009年シーズンのフォーミュラワン(以下、F1)世界選手権の年間総合優勝を獲得ポイント数ではなく、勝利数で決めると発表した。

 2人以上のドライバーが同じ勝利数でシーズンを終えた場合、現行のポイントシステム(1位に10ポイント、以下2位に8、3位に6ポイントなど)に基づいたポイント獲得数で年間総合優勝が決まる。

 今回の決定は、17日にフランス・パリ(Paris)で行われた世界モータースポーツ評議会(World Motor Sport CouncilWMSC)で承認された。

 FIAは発表した声明で「世界モータースポーツ評議会はF1運営元による最多勝利ドライバーを年間総合優勝とする提案を承認した。2位以下の順位については現行のポイントシステムで決定する。またコンストラクターズ部門はこれにあたらない」としている。(c)AFP