【4月17日 AFP】F1に参戦しているスーパーアグリ(Super Aguri)の将来が、買収交渉中だった英国の自動車コンサルタント会社「マグマ・グループ(Magma Group)」の撤退により不透明なものとなった。

 スーパーアグリが発表した声明によると「チームの支援者となるはずだったマグマ・グループから、彼らの投資家がチームを取得するための資金を提供をする予定がなくなった、との通知を受けた」としており、マグマ・グループとの交渉打ち切りを伝えた。

 声明の中で鈴木亜久里(Aguri Suzuki)代表は「再びチームの将来について検討することを強いられるのはとても残念だが、引き続き他社との交渉を続けていく。詳しくは追ってチームから発表される」とコメントしている。

 同チームでドライバーを務めるアンソニー・デビッドソン(Anthony Davidson)と佐藤琢磨(Takuma Sato)の二人は、第3戦終了時点でポイントを獲得できずに終わっている。(c)AFP