【2月6日 AFP】スペイン・スポーツ上級評議会(CSD)は現地5日、同1日から3日にかけてスペインのバルセロナ(Barcelona)で行われたF1テストでマクラーレン・メルセデス(McLaren-Mercedes)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)が、スペインのファンから人種差別的な行為を受けた件について、英文化・メディア・スポーツ省からの情報を待っていることを明らかにした。
この件に関して国際自動車連盟(Federation Internationale de l’Automobil、FIA)は同4日に、2008年シーズンにスペインのバルセロナとバレンシア(Valencia)で開催される予定の2大会を中止にする可能性もあると警告を発している。
英国のゲリー・サトクリフ(Gerry Sutcliffe)スポーツ担当大臣は、近年スペイン国内で英国出身のスポーツ選手に対する人種差別的な侮辱があることを指摘し、同4日に国際自動車連盟とスペインのハイメ・リサベツキー(Jaime Lissavetzky)スポーツ担当大臣に対し、自身の懸念事項を文書にして送る予定であることを明かした。
一方、スペイン・スポーツ上級評議会の広報担当者は、AFPに対し「この問題に関しては現段階で手紙もその他による通知も何も受けていない。もし何か通知があれば適切に応じるつもりです。またもしその手紙がリサベツキー氏宛ての親書であれば、サトクリフ氏へ個人的な反応があるであろう」と語っている。
スペインのファンが行った行為は、2007年シーズンにマクラーレン・メルセデスに所属し、2008年シーズンにルノー(Renault)へ移籍したスペイン人のフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)を犠牲にして、ハミルトンをひいきに扱ったことへの報復行為と考えられる。
バルセロナテストでは、黒いかつらに黒く化粧をし、表にはハミルトンの家族、また裏ににアロンソ、ナンバー1と書かれたTシャツを着た観客のグループからハミルトンがピットを去る度に侮辱的な行為が繰り返されていた。(c)AFP
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