【5月24日 AFP】コースが水没した女子ゴルフ、ピュアシルクバハマLPGAクラシック(Pure Silk-Bahamas LPGA Classic 2013)の主催者は23日、最終日までに36ホール消化を目指すため、初日のラウンドを12ホールに短縮すると発表した。

 暴風雨で水浸しになったコースの排水作業が続けられたこの日、主催者は会場のオーシャンクラブGC(Ocean Club Golf Course)でプレー不能となった場所を避けながらコース設定を行った。

 大会を成立させるには最低36ホールの消化が必要なため、主催者側は最低でも1日12ホールを消化し、大会を成立させたいと考えている。その結果、今大会の予選カットはなくなったが、36ホール成立時点で70位タイまでの選手が賞金を獲得する。

 LPGAのマイケル・ワン(Michael Whan)会長は、「このような状況に直面した場合、全員がまとまって決断を下さないといけない」と語った。

「私たちの判断に納得が行かない人がいたとしても仕方ない。しかし、今回の決定はどんな選択肢よりも良かったと考えている。これからの3日間、選手は全員同じコースでプレーするのだから」

 大会出場選手は、24日に行われる初日のラウンドを10番ホールからスタートし、続けて6番、7番、4番、5番をラウンドする。その後は11番から14番をプレーし、2番と3番を回って8番が最終ホールとなる。

 21日の豪雨でコースが浸水したため、大会は54ホールに短縮されて23日に開幕する予定だったが、開幕は24日に順延された。(c)AFP