【8月19日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、ウィンダム選手権(Wyndham championship 2013)は17日、米ノースカロライナ(North Carolina)州グリーンズボロ(Greensboro)のセッジフィールド・カントリークラブ(Sedgefield Country Club)で最終日が行われ、ジョーダン・スピース(Jordan Spieth、米国)とのプレーオフを制した米国のパトリック・リード(Patrick Reed)がツアー初優勝に輝いた。

 今季からツアーに本格参戦した23歳のリードは、最終日を4アンダーで回り、通算14アンダーを記録。2日目からキープしていた首位の座を保った。

 同じくルーキーのスピースが5アンダーでホールアウトし、リードとともに通算14アンダーで並んだため、決着はプレーオフに持ち越された。

 プレーオフでリードは約2メートルのパーディーパットに成功して勝利を収め、ツアー38回目の出場にして初めて優勝トロフィーを手にした。

 この勝利により、22日に開幕するフェデックス・カップ(FedEx Cup 2013)プレーオフ初戦、ザ・バークレイズ(The Barclays 2013)を前に、リードの世界ランクは78位から22位に上昇した。

 一方のスピースは、7月のジョンディア・クラシック(John Deere Classic 2013)でも決勝プレーオフ進出。その時は勝利を飾ってツアー初タイトルを獲得しており、今大会では史上最年少の2冠達成を目指していた。結局準優勝となったが、世界ランクでは8位に順位を上げている。

 前日までリードとタイで首位に立っていたジョン・ホ(John Huh、米国)は、通算12アンダーでブライアン・ハーマン(Brian Harman、米国)と並び、3位タイとなった。

 5位タイには米国勢のザック・ジョンソン(Zach Johnson)とマット・エブリー(Matt Every)、そしてオーストラリアのマット・ジョーンズ(Matt Jones)が通算11アンダーで入った。

 南アフリカのロリー・サバティーニ(Rory Sabbatini)、米国勢のアンドレ・ゴンザレス(Andres Gonzalez)とボブ・エステス(Bob Estes)は通算10アンダーで8位タイに終わった。(c)AFP