【8月18日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、ウィンダム選手権(Wyndham championship 2013)は17日、米ノースカロライナ(North Carolina)州グリーンズボロ(Greensboro)のセッジフィールド・カントリークラブ(Sedgefield Country Club)で3日目が行われ、米国勢のパトリック・リード(Patrick Reed)とジョン・ホ(John Huh)が通算10アンダーで首位になった。

 今季からツアーに本格参戦している23歳のリードは、この日を1オーバーで回り、イーブンパーでホールアウトしたジョン・ホと首位タイに並んだ。

 2日目を終えた時点で、2位につけていたジョン・ホと1ストローク差の通算11アンダーで単独首位に立っていたリード。雨でプレーが3時間遅れた中、12番までにスコアを3つ後退させてしまうが、その後14番から3ホール連続でバーディーを記録して持ち直し、首位に返り咲いた。

 しかし最終18番では約3メートルのパットに失敗してボギーを叩き、ジョン・ホのスコアと並んだ。

 もしこの大会でツアー初優勝を決めることができたら、リードは自身のキャディーである妻のジャスティーン(Justine)さんとともにグリーンで祝うこととなる。

 ジャスティーンさんは、リードがツアー出場資格を得た昨年のPGAツアー・クオリファイングトーナメント(PGA Tour Qualifying Tournament 2012)でも夫のキャディーを務めた。

 一方のジョン・ホは、2番でトリプルボギーを犯し、厳しい状況に陥るが、上がり4ホールのうち3ホールでバーディーを決め、イーブンパーでホールアウトした。

 リードとジョン・ホの後を1打差で追う3位タイには、米国勢のザック・ジョンソン(Zach Johnson)、ボブ・エステス(Bob Estes)、ジョーダン・スピース(Jordan Spieth)の3人がつけている。元マスターズ覇者のジョンソンは、5大会連続10位内入賞を目論んでいる他、今季初タイトルも狙っている。

 また、リーダーボードの9位までを米国勢が独占しており、通算8アンダーの6位タイには、ロバート・ガリガス(Robert Garrigus)、マット・エブリー(Matt Every)、ブライアン・ハーマン(Brian Harman)が、通算6アンダーの単独9位にはブレンダン・スティール(Brendan Steele)がつけている。

 昨年覇者のセルヒオ・ガルシア(Sergio Garcia、米国)はその他4人の選手とともに通算5アンダーで10位タイとなっている。(c)AFP