【11月11日 AFP】世界ゴルフ殿堂は10日、男子メジャー大会で通算4勝を挙げているフィル・ミケルソン(Phil Mickelson、米国)の殿堂入りを発表した。

 ミケルソンは、同日行われた全米プロゴルフ協会(PGA of America)での投票で72パーセントの得票を集め、2012年5月に行われるザ・プレーヤーズ選手権(The Players Championship 2012)で正式に殿堂入りを果たす。

 マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament)を3度制覇し、全米プロゴルフ選手権(PGA Championship)でも1回優勝しているミケルソンは、「殿堂入りゴルファーと呼ばれることによって、少し年老いてしまう印象がする。私は41歳で、老けたという気分は無い。長い間プレーしてしっかり戦えることを願っている。まだまだ大会で勝ちたい。到達者の数が少ない50勝を達成したい。そして、全米オープン選手権(US Open Championship)を勝ち取ることもまた私にとって大きな意味があって、全英オープン(The Open Championship)でも優勝すれば生涯グランドスラム(キャリアを通じメジャー四大大会全てで優勝)を達成できる」と語り、更なるトロフィー獲得に意欲を燃やしている。(c)AFP/Talek Harris