【8月12日 AFP】男子ゴルフ今季メジャー最終戦、第93回全米プロゴルフ選手権(2011 PGA Championship)は11日、米ジョージア(Georgia)州ジョンズ・クリーク(Johns Creek)のアトランタ・アスレチック・クラブ(Atlanta Athletic Club)で開幕し、スティーブ・ストリッカー(Steve Stricker、米国)が7アンダーで単独首位に立った。

 2位には5アンダーでジェリー・ケリー(Jerry Kelly、米国)、3位には4アンダーでショーン・ミキール(Shaun Micheel、米国)、4位には3アンダーでスコット・バープランク(Scott Verplank、米国)が続き、5位タイには2アンダーでデービス・ラブ3世(Davis Love III、米国)ら8選手が並んだ。

 第74回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2010)でフィル・ミケルソン(Phil Mickelson、米国)が優勝して以来、米国人選手が6大会連続で四大大会(グランドスラム)制覇を逃している中、メジャー初制覇を目指すストリッカーが首位に立ち、米国勢を先導している。

 一方、第111回全米オープン選手権(2011 US Open Championship)覇者のロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)は、3番ホールで木の根元から7番アイアンを振り抜いた際に右手首を負傷、イーブンパーの23位タイにつけたものの、2日目の出場が危ぶまれている。

 また、元世界ランク1位、通算14度のメジャー制覇を誇るタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)は、米国内開催のメジャー大会初日では自己ワーストとなる7オーバーで予選通過が危ぶまれている。

 日本勢は平塚哲二(Tetsuji Hiratsuka)が2オーバーで59位タイ、池田勇太(Yuta Ikeda)と藤田寛之(Hiroyuki Fujita)が3オーバーで78位タイ、今田竜二(Ryuji Imada)が5オーバーの108位タイにつけ、石川遼(Ryo Ishikawa)は15オーバーの155位タイで最下位となっている。(c)AFP/Jim Slater