【6月17日 AFP】男子ゴルフ今季メジャー第2戦、第111回全米オープン選手権(2011 US Open Championship)は16日、米メリーランド(Maryland)州ベセスダ(Bethesda)のコングレッショナル・カントリークラブ(Congressional Country Club)で初日が行われ、ロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)が6バーディー、ノーボギーでスコアを6アンダーとし、2位に3打差をつけて単独首位に立った。

 日本勢では久保谷健一(Kenichi Kuboya)が2オーバーで45位タイ、石川遼(Ryo Ishikawa)が3オーバーで62位タイにつけ、藤田寛之(Hiroyuki Fujita)は8オーバーで145位タイと大きく出遅れている。

 4月に行われたメジャー第1戦の第75回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2011)では2位に4ストローク差をつけて首位に立ちながら、最終日を8オーバーとして優勝を逃したマキロイは、その悪夢を振り切った。

 2位タイには、3アンダーで4月のマスターズを制したシャール・シュワーツェル(Charl Schwartzel、南アフリカ)と梁容銀(Yong-Eun Yang、ヤン・ヨンウン、韓国)が続き、4位タイには2アンダーで、ルイ・ウーストハイゼン(Louis Oosthuizen、 南アフリカ)やセルヒオ・ガルシア(Sergio Garcia、スペイン)ら6選手が並んでいる。

 一方、世界ランキングトップ3の組み合わせは、ルーク・ドナルド(Luke Donald、英国)とマルティン・カイマー(Martin Kaymer、ドイツ)が3オーバー、リー・ウェストウッド(Lee Westwood、英国)が4オーバーと不発に終わった。(c)AFP/Allan Kelly