【6月18日 AFP】男子ゴルフ・メジャー第2戦、第107回全米オープン選手権(2007 US Open Championship)、最終日。通算6オーバーで首位と4打差の7位タイでスタートしたアルゼンチンのアンヘル・カブレラ(Angel Cabrera)は、5バーディー、4ボギーでラウンドを終えてスコアを1ストローク伸ばし、通算5オーバーで米国のタイガー・ウッズ(Tiger Woods)やジム・フューリック(Jim Furyk)に1打差をつけ大会初優勝を果たした。
カブレラが南米出身ゴルファーとして初めて全米オープンを制した。メジャータイトルを獲得した南米出身ゴルファーは1967年の全英オープン(British Open)を制した、アルゼンチンのロベルト・デ・ビセンツォ(Roberto De Vicenzo)氏以来となる。
逆転優勝を目指していたウッズは、「アンヘルは素晴らしいゴルフを披露した。彼はジム・フューリック(Jim Furyk)と僕にプレッシャーを与え、僕らはそれに屈してしまった」と、カブレラを称賛した。
首位のアーロン・バデリー(Aaron Baddeley)と4打差でスタートしたカブレラは、前半9ホールを終えて2つのボギーを記録したものの、4番、5番ホールでの連続バーディーなどを含む3バーディーが効き、首位に立った。後半の15番ホールではあわやイーグルというショットをグリーンに乗せ、このホールをバーディーで終えて2位との差を3打差に広げたが、続く16番、17番ホールでボギーを叩いてしまい、フューリックとウッズにチャンスを与えてしまった。ウッズとフューリックより先にラウンドを終え、追いすがるライバルのプレーをテレビで観戦したカブレラは「彼らがバーディーを決めないことを望むばかりだった。タイガーにいたってはどのホールでもバーディーを決めることが出来るから」と語った。
通算6オーバーの7位からスタートしたフューリックは、13番ホールから3連続でバーディーを奪いウッズと共にカブレラへの挑戦権を手に入れたが、17番でのボギーが響きプレーオフに持ち込むことに失敗した。一方、通算4オーバーの2位からスタートしたウッズは、3番ホールでダブルボギーを記録し、さらに11番でボギーを記録した後も7ホール連続でパーに終わりスコアを伸ばすことが出来なかった。17番でバンカーに捕まるも見事なリカバリーからパーセーブを見せたウッズだったが、18番ではティーショットが僅かにフェアウェイを外れ、20フィート(約6メートル)のバーディ-パットを失敗してしまい、カブレラの優勝が決まった。
カブレラは、07マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2007)優勝のザック・ジョンソン(Zach Johnson)に続いて、伏兵として4大メジャータイトルのチャンピオンとなった。また全米オープン覇者は2003年のフューリック以来、4年連続で米国人以外の選手が優勝している。(c)AFP/REBECCA BRYAN
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