【1月5日 AFP】米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)は4日、ドーピングを行ったとしてツール・ド・フランス(Tour de France)7連覇のタイトル剥奪された元自転車競技選手のランス・アームストロング(Lance Armstrong)氏が、運動能力向上薬を使用したことを認めるかどうか検討していると報じた。

 同紙は、アームストロング氏が近しい人物や反ドーピング機構の関係者に対し、信頼を取り戻して再び競技者に戻るため、現役時代に輸血や禁止薬物によるドーピングを行ったことを公に認めようと考えていると語ったと伝えている。

 同紙は名前を明かさなかったものの、情報元は「事情を知る数人」であるとしている。

 アームストロング氏はこれまで、かたくなにドーピングを行ったことはないと主張している。(c)AFP