【10月22日 AFP】自転車ロードレースのサクソバンク・サンガード(Saxo Bank-Sungard)は21日、宮澤崇史(Takashi Miyazawa)と来シーズンから1年契約を結んだと発表した。

 チームのオーナーで監督を務めるビャルネ・リース(Bjarne Riis)氏は、宮澤はワールドツアーで活躍できる可能性を秘めた選手だと評価し、「彼はプロライダーとしての実力と、チームに貢献する意欲がある誠実な選手だ。喜んでチームに迎えたい」とコメントした。

 現在ファルネーゼヴィニ・ネリソトッリ(Farnese Vini-Neri Sottoli)に所属する宮澤は、9月にベルギーで開催されたイゼヘム・クルス(Izegem Koerse 2011)で優勝し、フランスとベルギーで開催された第91回パリ-ブリュッセル(91th Paris-Bruxelles)では5位入賞を果たしている。

 宮澤は「有名サイクリングチームの一員となれることに感激している。ワールドツアー参加チームに所属するのは初めてだが、欧州では何年も走っており、新人ではない。来シーズンはさらに上達してチームに貢献し、優勝も目標にする。新チームでいち早く始動したい」と話した。

 リース氏は宮澤以外にもトレルス・ヴィンテル(Troels Vinther、デンマーク)、ブルーノ・ピレス(Bruno Pires、ポルトガル)、カルステン・クローン(Karsten Kroon、オランダ)と新たに契約し、アンデルス・ルンド(Anders Lund、デンマーク)とは再契約を結んだ。(c)AFP