【6月11日 AFP】ベルギーの自転車プロロードレース選手、トム・ボーネン(Tom Boonen)は10日、コカインの陽性反応が検出されたことを受け、14日に開幕する第72回ツール・ド・スイス(72nd Tour de Suisse)の主催者から同大会への出場が禁止された。

 ベルギーの司法当局は、5月26日にフランドル地域政府によって行われた大会以外でのドーピング検査で、ボーネンからコカインの陽性反応が検出されたことを10日に発表した。

 同大会の広報担当Kurt Henauer氏は「レースの責任者であるArmin Meierはボーネン(の参加)を拒否しました」とAFPの取材に答えている。Henauer氏は、ボーネンが所属するクイックステップ(Quick Step)の他のメンバーについては、予定通り14日にラングナウ(Langnau)からレースをスタートすると語っている。(c)AFP