【10月26日 AFP】2008ツール・ド・フランス(2008 Tour de France)のコース概要が25日、主催者のアモリー・スポーツ・オーガニゼーション(Amaury Sport Organisation:ASO)から発表された。
大会の革新を求める主催者側は、2007ツール・ド・フランスで頻発したドーピングの排除強化を行い、参加の見込まれるチームに必ずしも大会へ招待される保証は無いと警告を出している。また、これまで5キロから10キロの距離で伝統的に大会初日に行われてきた第1ステージ前日のプロローグステージを廃止することを発表した。
大会総合ディレクターを務めるクリスティアン・プリュドム(Christian Prudhomme)氏は、自身の本格参加2年目の開催への目標を大会の刷新としている。
ドーピングの蔓延したツール・ド・フランスの信頼性の為に同氏は「どのチームにもスタートラインに立てる保証は無い」とスタート地点のブルターニュに立てるチームは選ばれたチームのみであることを示唆し、国際自転車競技連合(International Cycling Union:UCI)と世界反ドーピング機構(World Anti-Doping Agency:WADA)が提案した「血清パスポート(biological passports)」を来年のレースから導入することを支持した上で、「ツールに参戦するライダーは全員血清パスポートのコンセプトに対応しなければならない」とコメントした。
元ディスカバリーチャンネル(Discovery Channel)のアルベルト・コンタドール(Alberto Contador)(現所属チームはアスタナ(Astana))は、元ラボバンク(Rabobank)のミカエル・ラスムッセン(Michael Rasmussen)や元アスタナのアレクサンドル・ヴィノクロフ(Alexandre Vinokourov)がドーピング疑惑等によって大会から追放された後に2007年のツール・ド・フランスの優勝を手にしたが、そのヴィノクロフが所属し2007年の大会から追放されたアスタナの参加があるかについて尋ねられると、「どのチームも手を挙げているが、ツールへのチケットを持っているなどとは言えない」と頑なな態度で答えた。これにより、何らかの疑いがかかった競技者やチームが大会に招待されるか、もしくは追放されるかは未決のまま持ち越されることとなる。
加えてプリュドム氏は「約20チーム」が招待されるとし、反ドーピングに向けての要望解決に向け参加チームとの話し合いを望んでいるという。
(c)AFP
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