【パリ/フランス 20日 AFP】ドーピングに関与した疑いで2006ツール・ド・フランス(2006 Tour de France)の前日に所属するチームCSC(Team CSC)から昨年開催された登録を抹消されたイヴァン・バッソ(Ivan Basso)の2007ツール・ド・フランス(2007 Tour de France)への出場が、危ういことが分かった。
2006年のツールでは、イヴァン・バッソの他、ヤン・ウルリッヒ(Jan Ullrich)ら10数名の選手が、スペインのエウフェミアーノ・フエンテス(Eufemiano Fuentes)医師の指導で行われたドーピングとドーピング・ネットワークに関係したとの疑いで出場を停止させられていた。
バッソ、ウルリッヒの両選手はこの関与を否定していたが、この程、ウエンテス医師の研究所で見つかった血液のDNAがウルリッヒのものと一致したことが判明し、疑惑が一層深まった形となった。
ツール・ド・フランスの大会総合ディレクターのクリスティアン・プリュドム(Christian Prudhomme)氏は「疑惑が残っている段階で、関与を指摘された選手の出場を認めることは出来ない。」と強行姿勢を貫いている。
プリュドム氏はさらに、バッソら疑惑のかかる選手の所属チームにウルリッヒの件を伝え、協力を要請したことを明らかにし「彼は我々に協力することを約束してくれた。約束を守らないなら我々は直接出向くつもりだ。」と述べ、(バッソの所属する)ディスカバリーチャンネル(Discovery Channel)のヨハン・ブリュイネール(Johan Bruyneel)氏ら、各チームの監督は「スポーツの為に正しい行いをして欲しい。」と期待を語った。
プリュドム氏はまた「我々が一丸となって動けば、問題は必ず解決する。」と国際自転車競技連合(UCI:International Cycling Union)や世界反ドーピング機構(WADA:World Anti-Doping Agency)らとの協力を主張し、問題解決の意気込みを露にし「昨年のツールは汚されたが、もう2度とこのようなことは起こさない。」と固く誓った。
写真は、2005年のツール・ド・フランスに出場するバッソ。(2005年7月23日撮影)(c)AFP/JAVIER SORIANO
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