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自転車>スペインのドーピング問題 法廷では無罪 - スペイン

  • 2007年03月12日 23:52 発信地:スペイン
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写真は、ツール・ド・フランスに向けて健康診断を受けるウルリッヒ(2006年6月29日撮影)。(c)AFP/FRANCK FIFE

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【マドリード/スペイン 12日 AFP】スペインの司法当局は12日、オペラシオン・プエルト(Operacion Puerto)と呼ばれる薬物捜査で明らかになった、58人の自転車競技トップ選手を巻き込むドーピング問題で、起訴されていた5人が証拠不十分のために無罪になったことを明らかにした。しかしドービング問題が2006年5月に明らかになった当時は、スペインではドーピングを取り締まる法律は存在していなかったため、全容解明には至らなかった。

 判決を下したAntonio Serrano判事は、「フランスやイタリアと違い、捜査当時は法律によってドーピング行為やドーピングに関係する行為を取り締まる事が出来なかった。」と語った。

 この問題を受けスペインではフランス、イタリアの後を追い2006年11月、ドーピングに関する法律を導入しドーピング行為と禁止薬物の取引を禁止している。

 今回無罪とされた5人の中には首謀者とされるエウフェミアーノ・フエンテス(Eufemiano Fuentes)医師も含まれていた。

 スペインでは無罪となった薬物疑惑だが、国際自転車競技連合(International Cycling Union:UCI)は、捜査当局から提供された証拠に基づき疑わしい選手を追求していく決定をした。スペインの法廷はUCIに対して、オペラシオン・プエルトに関して所有する全ての文書を無制限に利用できる許可を与えている。

 トップ選手のドーピングへの関与が暴露され、多くの選手は2006年のツール・ド・フランス(2006 Tour de France)開幕2日前に出場停止に追い込まれた。

 イヴァン・バッソ(Ivan Basso、イタリア)や1997年同大会の覇者であるヤン・ウルリッヒ(Jan Ullrich、ドイツ)も、直接または間接的に薬物疑惑に関わっているとされた多くの選手と共に出場停止処分を受け、後に所属チームから解雇された。バッソは後に身の潔白を証明されたが、ウルリッヒは先日引退を発表している。

 同大会総合ディレクターのクリスティアン・プリュドム(Christian Prudhomme)は、「潔白は証明されたが、問題の中心となった5人をスポーツの場で再び見ることが出来るとは言い難い。」と語った。

 写真は、ツール・ド・フランスに向けて健康診断を受けるウルリッヒ(2006年6月29日撮影)。(c)AFP/FRANCK FIFE

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