【パリ/フランス 9日 AFP】国際自転車競技連合(UCI)のパット・マッケイド会長(Pat McQuaid)は記者会見に臨み、全てのランナーの過失を防ぐ事や自転車競技に対する信頼の回復を目的としたプロツアーにおける新しいアンチ・ドーピングプログラムを導入する事を発表した。
ドーピングを行っている全ての競技者を標的としたこのプログラムについてマッケイド会長は「自転車競技において世界最高の反ドーピングプログラムを導入した我々の目的は明白である。クリーンな競技者だけが勝者でなくてはならない。不正行為を行う人達は捕らえられるべきであり、不正行為を企んでいる人達は落胆すべきだろう。これで我々は自転車競技からドーピング行為を一掃する事ができる」と語り、ドーピングの根絶へ向けて意気込みを語った。
UCIのスポークマンは「選手のDNAのサンプルは大会などで容疑者を割り出す時の身分証明書に使用すると同時に選手達のドーピングに対する誓約を示すということであるということである」と語り、このプログラムの正当性を訴えた。
発表されたプログラムによると自国が定めたテストに従わない選手に対して抜き打ちテストを実施し、血液検査で違反者を絞り込むことでステロイド使用者を割り出す事に役立つとして主なツアーやレースの直前には血液検査を受けさせるなど、少なくても年4回は事前の血液検査も実施される事となっている。また、UCIは練習中にも抜き打ち検査をする事を発表し、必要に応じて選手達は自分のDNAを提出しなければならない。
会見に同席した世界反ドーピング機構(WADA:World Anti-Doping Agency)の副会長を務めるフランスのジャンフランソワ・ラムール(Jean-Francois Lamour)青少年・スポーツ・市民活動相は「アンチ・ドーピングプログラム導入は素晴らしい事だ。UCIのようなアンチ・ドーピング活動をサポートする事こそ我々の役目である」と語り、今回のプログラム導入について賛同する意向である事を明らかにした。
写真は、報道陣からの質問に答えるマッケイド会長。(c)AFP/FRANCK FIFE
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