【12月9日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)は8日、選手側とオーナー側による新労使協定が正式に締結されたと発表した。

 これにより長引いたロックアウト(施設封鎖)が解除され、トレーニングキャンプとフリーエージェント(FA)交渉が9日から解禁される。

 オーナー側と選手側はそれぞれ新労使協定承認のための投票を行い、オーナー側は30チーム中25チームが、選手側は200人以上の選手を対象にした電子投票で約86パーセントの賛成票を得た。

 NBAの2011-12シーズンは11月1日に開幕する予定だったが、前労使協定が失効しオーナー側がロックアウトを実施した7月1日以降、両者が新労使協定交渉で合意に達することはできなかった。

 11月26日に暫定合意に達したことを受けて、NBAは新シーズンを66試合に短縮することを発表した。25日のクリスマスに新シーズンが開幕し、10-11NBAファイナルの再戦となったダラス・マーベリックス(Dallas Mavericks)対マイアミ・ヒート(Miami Heat)や、ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angels Lakers)対シカゴ・ブルズ(Chicago Bulls)など5試合が行われる。(c)AFP