【7月20日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)のヒューストン・ロケッツ(Houston Rockets)に所属する姚明(Yao Ming、ヤオ・ミン)が20日、故郷である上海(Shanghai)で記者会見を行い、現役引退を発表した。

 2メートル29センチの長身を誇る姚明は、2002年のNBAドラフトでヒューストン・ロケッツ(Houston Rockets)から全体1位指名を受け、アジア出身の選手では初のNBAスターとなったが、過去2シーズンは故障に悩まされていた。

 記者会見で姚明は、怪我から復帰することを望んでいたものの、バスケット選手から引退する決断を下したと発表した。

 自身の今後について姚明は、自身がプロデビューを果たし、2009年に買収した中国プロバスケットボールリーグ(Chinese Basketball Association:CBA)の上海シャークス(Shanghai Sharks)の経営に専念することを明らかにしている。(c)AFP