【2月18日 AFP】(写真追加、記事更新)第57回・NBA・オールスター・ゲーム2008(2008 NBA All-Star game)、ウェスタンカンファレンスvsイースタンカンファレンス。試合はイースタンカンファレンスが134-128でウェスタンカンファレンスを破り、通算対戦成績を35勝22敗とした。

 イーストは27得点を挙げたレブロン・ジェームズ(LeBron James)と、28得点中14得点を第4クォーターで記録したレイ・アレン(Ray Allen)の活躍で、最近4年間で3勝目となる勝利を収めた。

 最大16点のリードを奪いながらも第4クォーターで逆転を許したイーストは、レイ・アレンが3ポイントシュートを3本連続成功させて再逆転に成功すると、その後ウェストのクリス・ポール(Chris Paul)に再び同点に追い着く3ポイントを決められながらも、ジェームズがドライブから勝利を呼び込むスラムダンクを決め、試合の行方をほぼ決定づけた。

 27得点8リバウンド9アシストを記録しMVPに選出されたジェームズは「僕らは前半で大きなリードを奪うことに成功し、そして第4クォーターでウェスタンの追い上げを乗り切ることができた」と試合を振り返ると、「レイ・アレンのシュートが大きかった。彼のおかげで試合に勝てた」と勝利の立役者となったチームメイトを称賛し、レイ・アレンも「僕にとって最高のオールスターとなった」と語った。

 一方で敗れたウェストは、カーメロ・アンソニー(Carmelo Anthony)、アマレ・スタウドマイアー(Amare Stoudemire)、ブランドン・ロイ(Brandon Roy)がそれぞれ18得点、クリス・ポール(Chris Paul)が16得点14アシストを記録したが、小指の腱の損傷しているコービー・ブライアント(Kobe Bryant)は僅か2分52秒の出場に終わった。(c)AFP