【9月7日 AFP】13MLBは6日、各地で試合が行われ、サンフランシスコ・ジャイアンツ(San Francisco Giants)のユスメイロ・ペティット(Yusmeiro Petit)は、先発登板したアリゾナ・ダイヤモンドバックス(Arizona Diamondbacks)戦の9回二死の場面で安打を許し、あと一人に迫った完全試合を逃した。

 ダイヤモンドバックスの27人目の打者、エリック・チャベス(Eric Chavez)があと一歩と迫ったペティットの離れ業を打ち砕いた。

 大リーグでまだ完投の経験もなかったペティットだったが、9回二死まで26人の打者を完ぺきに抑え込んでいた。しかし、代打のチャベスがフルカウントから速球を強打すると、右翼手のハンター・ペンス(Hunter Pence)の前に打球は落ちた。

 落胆を払いのけたペティットは、続く打者のA.J.ポロック(A.J.Pollock)を三塁ゴロに打ち取り、ジャイアンツは3-0で試合に勝利した。

 28歳、ベネズエラ出身のペティットは、2012年6月13日のヒューストン・アストロズ(Houston Astros)戦で球団史上初の完全試合を達成したマット・ケイン(Matt Cain)に並ぶ記録達成を狙っていた。

 ペティットは投球数95球のうち69球がストライクで、奪三振は7だった。(c)AFP