【10月14日 AFP】米大リーグ(MLB)は13日、各地でプレーオフのリーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)が行われ、デトロイト・タイガース(Detroit Tigers)は7-5でテキサス・レンジャーズ(Texas Rangers)との第5戦に勝利し、対戦成績を2勝3敗とした。

 タイガーズは2-2で迎えた6回にミゲル・カブレラ(Miguel Cabrera)の適時二塁打で勝ち越しに成功すると、ビクター・マルティネス(Victor Martinez)の適時三塁打、デルモン・ヤング(Delmon Young)の2点本塁打で計4点を奪い、ワールドシリーズ進出に王手をかけていたレンジャーズを突き放した。

 タイガースの先発ジャスティン・バーランダー(Justin Verlander)は、7回1/3を8安打4失点に抑えて勝利投手となり、8回途中から登板したフィル・コーク(Phil Coke)は1失点を喫したものの試合を締めくくった。

 レンジャーズの2番手で7回途中から登板した上原浩治(Koji Uehara)は、2/3回を投げ1安打1失点だった。

 また、同日行われたナ・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)第4戦では、ミルウォーキー・ブルワーズ(Milwaukee Brewers)がセントルイス・カージナルス(St. Louis Cardinals)に4-2で勝利し、対戦成績を2勝2敗の振り出しに戻した。

 ブルワーズの先発ランディ・ウルフ(Randy Wolf)は、ポストシーズン自己最長となる7回を投げて6安打2失点に抑え、プレーオフ初勝利を挙げた。(c)AFP