【10月10日 AFP】米大リーグ(MLB)は9日、ミルウォーキー・ブルワーズ(Milwaukee Brewers)とセントルイス・カージナルス(St. Louis Cardinals)によるプレーオフのナ・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)初戦がミラーパーク(Miller Park)で行われ、ブルワーズが9-6でカージナルスに先勝した。

 初回表に1点を先制されたブルワーズは、その裏にライアン・ブラウン(Ryan Braun)の2点本塁打を放ち、逆転。4回に再度カージナルスにリードを許したものの、5回にはブラウンが2点適時打を放つと、プリンス・フィルダー(Prince Fielder)とラファエル・ベタンコート(Rafael Betancourt)がそれぞれ2点本塁打を放ち一挙6点を奪った。

 ブルワーズの先発を務めたザック・グレインキー(Zack Greinke)は6回0/3を投げ被安打8、自責点6ながらも勝利投手となった。7回途中にそのグリンキーの降板を受け2番手でマウンドに上がった斎藤隆(Takashi Saito)は、1回を投げ1安打無失点だった。

 一方、ア・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)、テキサス・レンジャーズ(Texas Rangers)対デトロイト・タイガース(Detroit Tigers)の第2戦は、雨天のため10日に順延となった。(c)AFP