【10月8日 AFP】米大リーグ(MLB)は7日、プレーオフのナ・リーグ地区シリーズ(5回戦制)が各地で行われ、ミルウォーキー・ブルワーズ(Milwaukee Brewers)が延長10回の末、3-2でアリゾナ・ダイヤモンドバックス(Arizona Diamondbacks)に勝利し、対戦成績を3勝2敗としてナ・リーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。

  序盤に先制を許したブルワースは、一度は逆転したものの9回に同点に追いつかれ、試合は延長に突入した。しかし、同点で迎えた10回、ブルワーズのナイジャー・モーガン(Nyjer Morgan)が適時打を放ち、サヨナラ勝ちを収めた。

 また、ブルワーズの斎藤隆(Takashi Saito)は7回に2番手として登板し、1回を投げて無安打無失点だった。

 一方、セントルイス・カージナルス(St. Louis Cardinals)は、1-0でフィラデルフィア・フィリーズ(Philadelphia Phillies)を下し、通算対戦成績を3勝2敗でリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。

 カージナルスは、エースのクリス・カーペンター(Chris Carpenter)がフィリーズ打線を3安打完封し、初回に味方の挙げた1点を守り抜いた。

 ワールドシリーズ進出をかけたナ・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)は、9日にブルワーズの本拠地ミラーパーク(Miller Park)で開幕する。(c)AFP