【10月6日 AFP】米大リーグ(MLB)は5日、プレーオフのナ・リーグ地区シリーズ(5回戦制)が各地で行われ、アリゾナ・ダイヤモンドバックス(Arizona Diamondbacks)が10-6でミルウォーキー・ブルワーズ(Milwaukee Brewers)に勝利し、対戦成績を2勝2敗のタイに戻した。

 シリーズ開幕2連敗を喫したダイヤモンドバックスだったが、ライアン・ロバーツ(Ryan Roberts)が満塁本塁打、クリス・ヤング(Chris Young)が2本塁打を放つ活躍を見せ、本拠地で2連勝した。

 ブルワーズの斎藤隆(Takashi Saito)は5番手で登板し、1回を1安打無失点に抑えた。

 同日行われたセントルイス・カージナルス(St. Louis Cardinals)とフィラデルフィア・フィリーズ(Philadelphia Phillies)の第4戦は、カージナルスが5-3で勝利し、対戦成績を2勝2敗として逆王手をかけた。

 カージナルスはデビッド・フリース(David Freese)が4回に2点適時二塁打、6回に2点本塁打を放つ活躍を見せると、ポストシーズン初先発を果たしたエドウィン・ジャクソン(Edwin Jackson)は6回を5安打2失点とし、抑えのジェイソン・モット(Jason Motte)も完璧なリリーフでシリーズ2セーブ目を記録した。(c)AFP