【10月2日 AFP】米大リーグ(MLB)は1日、各地でプレーオフの地区シリーズ(5回戦制)が行われ、テキサス・レンジャーズ(Texas Rangers)が8-6でタンパベイ・デビルレイズ(Tampa Bay Devil Rays)との第2戦を制し、対戦成績を1勝1敗のタイに戻した。

 レンジャーズの上原浩治(Koji Uehara)は3番手として登板したが、アウトを1個も取れず2安打3失点で降板した。

 レンジャーズは4回にマイク・ナポリ(Mike Napoli)の2点適時打や、レイズの先発ジェームズ・シールズ(James Shields)の2暴投などで5点を奪うと、その後はイアン・キンスラー(Ian Kinsler)の2点適時二塁打、ミッチ・モーランド(Mitch Moreland)のソロ本塁打で追加点を挙げた。

 前日30日に降雨延期となったニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)とデトロイト・タイガース(Detroit Tigers)の第1戦は、ロビンソン・カノ(Robinson Cano)が満塁本塁打を放つなど6打点を記録する活躍を見せたヤンキースが9-3で勝利した。

 また、同日にナ・リーグの地区シリーズ(5回戦制)が開幕し、ミルウォーキー・ブルワーズ(Milwaukee Brewers)が4-1でアリゾナ・ダイヤモンドバックス(Arizona Diamondbacks)に、フィラデルフィア・フィリーズ(Philadelphia Phillies)が11-6でセントルイス・カージナルス(St. Louis Cardinals)にそれぞれ先勝した。

 フィリーズは先発のロイ・ハラディ(Roy Halladay)が初回に3失点を喫したものの、その後は立ち直りを見せて8回を3安打3失点8奪三振に抑える力投を見せると、打線は6回にライアン・ハワード(Ryan Howard)の3本塁打で逆転したのを足がかりにカージナルスの投手陣から得点を奪った。

 ブルワーズは先発のヨバニ・ガヤード(Yovani Gallardo)が8回を4安打1失点9奪三振に抑える好投を見せ、プリンス・フィールダー(Prince Fielder)も2点本塁打を放つ活躍を見せた。(c)AFP