関連情報MLB、ステロイド問題
ピッツバーク・パイレーツ(Pittsburgh Pirates)戦に登板するヤンキース在籍時のロジャー・クレメンス(2007年6月9日撮影)。(c)AFP/Kathy Willen
【1月14日 AFP】(一部修正)MLBニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)からフリーエージェント(FA)となっているロジャー・クレメンス(Roger Clemens)投手の弁護士を務めるラスティ・ハーディン(Rusty Hardin)氏は現地13日、ステロイド告発に関する公聴会を控えたクレメンスが宣誓証言を行うことに乗り気でないと報じられたことに異議を唱えた。
米スポーツ専門チャンネル「ESPN」は匿名の情報として、クレメンスが宣誓して質問を受けることをハーディン氏が望んでおらず、ハーディン氏は現地14日にも米議会下院政府改革委員会(House Oversight and Government Reform Committee)のメンバーと話し合いを行うと報じた。
この件に関して、クレメンスを告発した元トレーナーのブライアン・マクナミー(Brian McNamee)氏の弁護士を務めるEarl Ward氏は、ESPNに対し「ハーディン氏が証言することを許さなければ、彼(ハーディン氏)はクレメンスにひどい損害を与えることになるだろう」とコメントしている。
長年に亘りクレメンスのトレーナーを務めたマクナミー氏は、ジョージ・J・ミッチェル(George J. Mitchell)元上院議員が行ったMLBの薬物使用の実態を暴くための調査で、クレメンスに少なくとも16回はステロイド(steroid)とヒト成長ホルモン(Human Growth Hormone、HGH)を注射したと証言している。しかしクレメンスはドーピングを否定し、マクナミー氏から注射されたのはリドカイン(Lidocaine)とビタミンB12(Vitamin B-12)であったと語っていた。
Ward氏は、公聴会でクレメンスは宣誓した上でマクナミー氏の主張を否定してくるはずと確信しており、何かしらの反響が起きるだろうと考えている。Ward氏は「我々はクレメンスの殿堂入りについての話をするとは思っていません。クレメンスが起訴されるかについて話をすると考えています」と語った。
一方、ハーディン氏は、クレメンスが単純に証言をしたくないというよりも、2月13日に延期され公聴会で議員の前で宣誓して証言をすることに不安を感じていることを明かし、「このことで今後クレメンスと我々に対して向けられる様々な意見はどれも見当違いです。ただひとつはっきりさせておきたいことは、ロジャーの意志には何の変化もなく、委員会が定めた日に宣誓し証言することを本当に望んでいるのです」と語った。
クレメンスは、ドーピングによって自身が築いてきた遺産が崩れ落ちるのをその目で見ることになるかもしれない、また、もし公聴会で宣誓した上で嘘の証言を行えば、行き着く先は刑務所になるかもしれない。(c)AFP
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