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選手が公聴会に召喚される可能性が報じられる

  • 2008年01月01日 13:43 発信地:ワシントン/米国
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2007年12月13日、ミッシェル氏の薬物調査報告書が公表され記者会見を行うバド・セリグMLBコミッショナー。(c)AFP/Getty Images/Stan HONDA

【1月1日 AFP】MLBにおけるジョージ・J・ミッシェル(George J. Mitchell)元上院議員の薬物調査報告書で名前を挙げられた選手が、議員の前で証言に立たされることになるかもしれないと米ボルチモア・サン(Baltimore Sun)紙が報じた。

 ボビー・ラッシュ(Bobby Rush)下院議員はボルチモア・サン紙に対し「数名の選手を召喚する可能性がある。勿論これは微妙な問題だ」と語り、1月23日に開催される公聴会で選手を追求する可能性を示唆した。 

 過去の例を見ても選手は議会の委員会への参加に積極的ではないが、米国の議員は証言を強制する召喚権限を保有しており、この点についてラッシュ下院議員は「その手の議論をする段階ではない。委員会が権限を有していることは確かだが、ストーリーを明らかにしたい選手がいるかもしれない」と語っている。

 調査に20か月を費やしたミッシェル氏の薬物調査報告書ではバリー・ボンズ(Barry Bonds)やロジャー・クレメンス(Roger Clemens)やアンディ・ペティット(Andy Pettitte)をはじめ薬物との関わりがあったとされる約80人の選手名が挙げられている。

 選手が参加した2005年の公聴会ではマーク・マグワイア(Mark McGwire)氏が否定していたステロイド使用に関する宣誓証言を拒み、ステロイドの使用を否定したラファエル・パルメイロ(Rafael Palmeiro)はその5か月後に陽性反応が検出されている。

 また、公聴会に出席したホセ・カンセコ(Jose Canseco)氏は、2005年に出版したベースボールのドーピング文化について書いた本の続編の出版を明らかにしており、その中でさらに選手名を公表すると見られている。

 クレメンスは元トレーナーから運動能力向上薬の使用を告発されているが、自身は不正はなかったと主張している。また、クレメンスは自身のインタビューがテレビで放送された後に初めて質問に応じる予定となっている。

 委員会は1月15日の公聴会にMLB機構のバド・セリグ(Bud Selig)コミッショナーをはじめ、MLB選手会(MLB Players Association)のドナルド・フェア(Donald Fehr)専務理事やミッシェル氏を招く予定となっている。

 この公聴会に選手は召喚されないが、両院の議員は米国の国民的娯楽から薬物汚染を一掃することを目的として作成されたミッシェル氏の薬物調査報告書に彼らのアイデアを加えるものと見られている。

 ミッシェル氏はドーピング検査を扱う独立監督団体の設立を推進しており、この件に関しラッシュ下院議員は「第三機関の積極的な検査は我々の委員会から提案される法案の核になる」と語り、現行の反ドーピング規定の悲惨な結果を考慮してミッシェル氏の動きを支援する法案を導入するとしている。(c)AFP

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