【エファジャパン】
―はい、じゃぁそこで大きく手を挙げて~―
若いボランティアたちがやっているのは、まずは心と体をほぐすためのウォーミングアップ。シェンクワン県にある子ども文化センターで活躍している、ジュニアリーダーと呼ばれる高校生以上のボランティアと職員たちが、より楽しくて魅力的な活動をするための研修を受けているところです。
「ラオスの伝統楽器を習いたくて子ども文化センターに通っています。研修で活動の新しいスキルを学びたかったので、今回参加できてとても嬉しいです。」
研修に参加していた高校1年生の男子は、小さい子どもたちにラオス文化を伝え、活動を手伝いたいのでジュニアリーダーになったと言います。
ラオスの子ども文化センター(CCC)は、日本の児童館のような施設。現在ラオス国内に30箇所あります。ラオスの学校では国語や数学などの主要な教科以外は十分な授業がなく、課外活動もしていません。そのため、CCCが伝統芸能や美術教室、英語、環境教育など多岐にわたるプログラムを提供することで学校教育を補完しており、放課後になると多くの子どもたちが遠くからも通って来ます。
ジュニアリーダーたちは、一緒に活動するお兄さん、お姉さんとして、また活動リーダーとして、小さい子どもたちに教えながら、自らも社会性やリーダーシップを学んでいるのです。
しかしながら、財政的に厳しいところが多く、施設の老朽化や水道・電気などの設備不足、活動のための備品や消耗品の不足や、常駐職員がいないため活動日に制限があるなど、十分に活動できないのが悩みの種です。
これまで、カムワン県とシェンクワン県にあるCCCには、施設改修や水道設備などの設置、楽器やマイク・スピーカーの寄贈と、活動に使う消耗品の購入などを援助しました。現在はジュニアリーダー及び職員の研修も支援の一環で実施しており、このほか近くにCCCが無い村へ職員やジュニアリーダーが出かけて行く出張CCC活動も開始しました。
今後は他のCCCへも援助対象を広げながら、CCCがまだ無い地域への建設・運営支援も行なっていく予定です。
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