【世界の医療団 メドゥサン・デュ・モンド】
昨年末より続くイスラエル軍によるガザ地区への攻撃は、すでに悪化している情勢を一層、深刻なものにしています。
世界の医療団の現地スタッフ医師によると、「ガザ地区の医療施設は緊急救命には対応しているが、けが人の増加により手が回らない状態」 との報告が入っています。この攻撃は、物資の窮乏、特に医薬品不足の状況下でおきており、数日前から必須薬品の三分の一は手に入りません。
1995年からパレスチナ自治区の保健衛生、メンタルヘルスケアを行っている世界の医療団は、今回の攻撃により、一般市民が、精神的、身体的危険にさらされていることを危惧しています。ガザ市民は自宅にこもり、前例のない規模の爆撃が来るのを恐れながら生活しています。
イスラエル当局による封鎖により、ガザ市民が安全な避難場所を見つけるために、ガザ地区の外へ逃げることはできない状況にあります。
11月5日以来約2ヶ月間、世界の医療団の海外派遣スタッフはまだ一人も、また他の国際NGOも極少数のスタッフしかガザ地区へ入ることができていません。この日以降、世界の医療団が15の診療所に通常提供している物資は足止めされ、医療物資、医薬品を積んだトラック2台も入域できずにいます。現時点で市民のためのこの救援物資が、情勢の悪化によりさらに届かなくなることが懸念されています。
世界の医療団はできるだけ早急に、人道支援NGOのスタッフとその必須物資、特に医薬品がガザ地区へ安全かつ継続的に入域できるようイスラエル当局に強く求めます。
(c)MDM Japon



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