関連情報日本UNHCR協会
【日本UNHCR協会】
コンゴ民主共和国(22日)発:
UNHCRは、情勢が不安定な北キブ州のコンゴ避難民が集中する県中心地ルツシュル(Rutshuru)に新たな事務所を設置する。
しかし、21日、ルツシュルの中心近くで戦闘が発生し、数千人が安全を求めて避難したため、事務所の開設が阻害され、同地域における新しいキャンプ運営・調整事業も遅延している。
UNHCRはルツシュルに常駐する最初の国連機関であり、新しい事務所では2人の職員が同地域の避難民約4万5000人の支援ならびに保護事業を監理する。避難民の約半数は5つのキャンプで生活し、残りの人々はコミュニティの建物や家族、友人のところへ身を寄せている。
「ルツシュルの国内避難民への支援と保護をゴマの事務所から行なうことには困難が伴う」と米川正子UNHCRゴマ事務所所長は述べている。北キブ州の州都ゴマはルツシュルから70キロメートルも離れている。この戦闘により、学校やスタジアムなどに避難している約2000人を新たなキャンプへ移動させる計画の開始も停滞せざるを得ない。
この数週間、北キブ州での戦闘を逃れた人々は数万人にのぼる。国内避難民の多くは食糧、ヘルスケア、衣服、飲料水、ビニールシートや毛布などの避難用品といった人道支援もなく、不安定な状態で暮らしている。
また現在の避難場所は軍事基地に近く、最近行なわれたUNHCRのルツシュル視察からも、女性が性的暴力にさらされる可能性が大きく懸念されている。
また、北キブ州のUNHCR緊急チームは、避難場所数か所が反政府勢力の支配下であるために支援と保護活動に支障が出ていると指摘している。
2006年12月以降の北キブ州での軍隊の増強と絶え間ない戦闘は、2003年の内戦終結以来、この地域において最悪の避難状況となっている。2006年12月から、北キブ州で約37万5000人が故郷を追われ、そのうち16万人以上が最近の2か月で避難している。北キブ州には全体で約80万人の国内避難民がいるとされる。
UNHCRは、すべての当事者に対し、国内避難民や市民への攻撃を控え、北キブ州とそこに暮らす人々を苦しめ続ける長期化した暴力への交渉による解決を求めている。
問合せ先:
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〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-70 国連大学ビル(UNハウス)6F
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