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シャプラニール ~ダッカで使用人として働く少女たちの支援事業~

  • 2007年10月25日 18:43 発信地:東京
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コライルセンターでのファシマちゃん(11歳)センターで習えてよかったのはアイロンかけと刺しゅう。 (c)シャプラニール=市民による海外協力の会

【シャプラニール=市民による海外協力の会】
 海外協力NGOのシャプラニールは、ストリートチルドレン支援活動の経験から、過酷な状況で働きながらまったく支援が届いていない子どもがまだたくさんいること、その中でも性的な虐待などを受けやすい女の子への支援を強化する必要があることを感じてきました。
 とりわけ、ダッカだけでも数十万人いると言われる家庭の使用人として働く少女たちが、低賃金で長時間労働を強いられ虐待を受けるケースも多いこと、また外部からの接触が難しく、支援するNGOが非常に少ないことに着目し、2006年6月からダッカで使用人として働く少女たちの支援に取り組んでいます。

 私たちは活動の拠点として、スラム内と中流階級の人々が住む集合住宅内に少女たちの支援センターを2つの場所に設置しました。2つのセンターで実施しているカリキュラムの主な内容は①経験のシェアリング②インフォーマル教育③家事のスキルトレーニング④性教育⑤レクリエーションです。現在では、2つのセンターで約60名の少女たちが通っています。

 この事業の大きな目的は、少女たちのエンパワーメント、つまり彼女たちが持つ力を引き出し、自信をつけさせ、人生の選択肢を増やすことと、使用人として働く子どもたちについての社会の意識を変えていくことです。少女たちが働かずに済むことが一番ですが、現状は急には変えられないので、まずは少女たちが働きながらでも、学んだり、遊んだり、休んだりでき、雇い主と労働条件の交渉ができるような環境を作らなければなりません。 

 私たちの試みは小さな一歩ですが、水面に落ちた雫から円い波紋が広がるように、確かな変化を起こしていきたいと思います。


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