【9月25日 AFP】インドの英字紙、ザ・ヒンドゥー(The Hindu)は25日、米国家安全保障局(National Security AgencyNSA)が、首都ワシントン(Washington D.C.)にあるインド大使館とニューヨーク(New York)にある国連インド政府代表部を通信傍受の対象としていた、と報じた。

 英紙ガーディアン(Guardian)の記者、グレン・グリーンウォルド(Glenn Greenwald)氏の協力を得てきたザ・ヒンドゥーによると、インド政府関連の施設は集中的に情報収集を行うべき対象として、情報機関のリストの上位に挙げられていた。また、情報収集には高性能の監視装置が使用され、ハードディスクがコピーされた可能性もあるという。

 ザ・ヒンドゥーは米情報当局の内部書類を引用し、「国連インド政府代表部と大使館のコンピューターと電話に、ハイテクなバグを侵入させていた」と指摘している。

 インド外務省は7月、米当局による在外公館の情報収集活動に関して米側に説明を要求する可能性があるとの懸念を表明していた。また、今回の報道を受け、インドでは野党が政府に対し、米国に強硬姿勢を取るよう訴える可能性がある。(c)AFP