【9月10日 AFP】(一部更新)米上院のハリー・リード(Harry Reid)院内総務は9日、バラク・オバマ(Barack Obama)大統領に対シリア軍事行動を認める決議案の採決に向けた手続き上の動議の採択を、当初予定していた11日から先送りすると述べた。

 リード氏はこれに先立ち、化学兵器を使用したと米国が断定したシリア政権に対する懲戒としての「限定的な軍事行動」を支持する決議案の上院での審議に向けた動議を11日に採択すると発表していた。

 だがその後の発表で、オバマ大統領が直接この問題について上院と米国民に説明するまで、動議採択を見送ると述べた。(c)AFP