【6月27日 AFP】米国のバラク・オバマ(Barack Obama)大統領が26日、アフリカ歴訪の最初の訪問先、セネガルに到着した。およそ1週間の日程でセネガル、南アフリカ、タンザニアの3か国を歴訪する。

 南アへの訪問も予定されているが、危篤状態が続く同国の反アパルトヘイト(人種隔離)の闘士、ネルソン・マンデラ(Nelson Mandela)元大統領(94)の容体が懸念される中、同氏の病状次第では日程が変更される可能性もあるとみられる。ホワイトハウス(White House)は、南アの首都プレトリア(Pretoria)で約3週間前から入院中のマンデラ氏をオバマ大統領が見舞うかどうかについては、親族の意向に従うとしている。

 今回のオバマ大統領のアフリカ歴訪についてホワイトハウスは、大統領が1期目の任期中、短期間でガーナを訪れた以外はサハラ砂漠以南のアフリカを訪問できなかったことで失われた時間を取り戻す機会と捉えている。(c)AFP/Stephen Collinson