【6月12日 AFP】ロシアのドミトリー・ペスコフ(Dmitry Peskov)大統領報道官は11日、米政府による監視プログラムの存在を暴露したエドワード・スノーデン(Edward Snowden)氏(29)から亡命申請があればロシア政府として受け入れを検討すると語った。ロシア紙コメルサント(Kommersant)が報じた。

 米議員らからはスノーデン氏の行為を「国家への反逆」と非難し、香港(Hong Kong)からの即時身柄引き渡しを求める声が上がっているが、スノーデン氏の現在の居場所は分かっていない。

 スノーデン氏は英紙ガーディアン(Guardian)とのインタビューでアイスランドへの亡命を希望すると語ったが、アイスランドの入国管理当局は正式な要請は受け取っていないとした上で、スノーデン氏がアイスランドに入国した上で亡命申請が必要だと述べている。(c)AFP