【11月17日 AFP】米政府は16日、10年近く続けてきたミャンマー産品の輸入禁止措置の大半を解除したと発表した。バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領の19日のミャンマー初訪問を目前に、ミャンマーの近年の改革をさらに後押しする狙いがある。

 米当局によると、輸入解除の対象には汚職や暴力を誘発する大きな原因と考えられている宝石類は含まれない。

 米国務省と財務省が発表した声明によれば、今回の制裁解除の目的はミャンマー政府が進める改革努力の支援とさらなる変革の推進のほか、両国の企業への新たなビジネス機会の提供にあるという。(c)AFP