【11月16日 AFP】衆議院は16日午後の本会議で解散した。横路孝弘(Takahiro Yokomichi)衆院議長が、「憲法7条により衆議院を解散する」と読み上げた。その後、政府は臨時閣議で衆院選の日程を12月4日公示、16日投開票と決めた。

 有権者は、指導力に欠け右往左往した3年にわたる民主党(Democratic Party of JapanDPJ)政権に三くだり半を突きつけるのではないかとみられている。

 民主党は2009年の総選挙で自民党(Liberal Democratic Party)の長期政権を破り日本のかじ取りを担うことになったが、首相交代が相次ぎ、現在の野田佳彦(Yoshihiko Noda)首相は3人目。2006年の小泉純一郎(Junichiro Koizumi)元首相退任後の自民党時代から数えれば6人目となる。(c)AFP